JW-CAD for mac – レイヤー毎に線種、線色をあらかじめ設定する

レイヤーを切り替える毎に、線種、線色を切り替えていては効率が悪いので、あらかじめ設定しておけないのか調べてみました。
環境設定ファイルの作成、編集が必要になります。
環境設定ファイルの出力
まず、現在の環境設定をファイルに出力します。
メニュー > 設定 > 環境設定ファイル > 書き出し
で、任意のフォルダに、任意の名前でファイルを出力。
拡張子は.jwf
になります。
次に、出力した環境設定ファイルを開きます。
メニュー > 設定 > 環境設定ファイル > 編集・作成
ファイルを選択すると、テキストエディタが開きます。
※環境設定ファイルを編集するエディタは、設定で変更することができます。
メニュー > 設定 > 基本設定
を開き、一般(1)
タブから選択可能です。
線色
160行目あたりにある、LAYCOL_n
(nは追番)を編集していきます。
# (0)(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)(a)(b)(c)(d)(e)(f)
LAYCOL_0 = 6 3 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
- LAYCOL_0 〜 F : レイヤーグループを指します。
- 設定値 : 0 〜 Fまでのレイヤーに対して、線色を設定します。頭から順に、レイヤー0の線色、レイヤー1の線色というふうに設定していきます。 上記で設定している番号であれば、レイヤー0の線色を6に設定、レイヤー1の線色を3に設定、レイヤー2の線色を2に設定と、対応しています。 設定する番号は、線属性の番号を指定します。 0を設定すると無指定となります。
線種
198行目あたりにある、LAYTYP_n
(nは追番)を編集していきます。
# (0)(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)(a)(b)(c)(d)(e)(f)
LAYTYP_0 = 5 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
- LAYTYP_0 〜 F : レイヤーグループを指します。
- 設定値 : 0 〜 Fまでのレイヤーに対して、線種を設定します。頭から順に、レイヤー0の線種、レイヤー1の線種というふうに設定していきます。上記で設定している番号であれば、レイヤー0の線種を5に設定、レイヤー1の線種を1に設定、レイヤー2の線種を1に設定と、対応しています。 設定する番号は、線属性の番号を指定します。 0を設定すると無指定となります。
読み込み
環境設定ファイルを変更したら、保存します。
手動で変更した場合は、設定を反映させるために、再度環境設定ファイルを読み込む必要があります。
メニュー > 設定 > 環境設定ファイル > 読み込み
で変更した環境設定ファイルを読み込みます。
環境設定ファイルの自動読み込み
作成した環境設定ファイルは、jw_cadを再起動した際には自動で反映されません。
jw_cadを起動するたびに、読み込みを行う必要がありますが、以下を行うことで、jw_cadを起動した際に自動で読み込むことも可能です。
- 作成した環境設定ファイル名を、
Jw_win.jwf
にする - jw_cadインストールで作成された、JWWフォルダ(サンプル図面、sample.jwfファイル等が格納されているフォルダ)に
Jw_win.jwf
ファイルを置くmac版のjw_cadであれば、
/Applications/JW-CAD.8.01b_for_Mac.app/drive_c/JWW
に格納します。
(jw_cadのバージョンは適宜ご自分の環境に読み替えてください。)
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